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劇場版遊戯王感想・メモ⑦

全てのシステムがダウンしてあたりが暗くなる中、
藍神くんと共に消えたはずのキューブが現れる。
キューブの側面にリングがじわじわと現れ粒子と共に巨大化してゆく。
そしてその中から聞こえる声

「人間てやつは…何度でも繰り返すなあ!」


金色だったキューブはみるみると闇色に染まり会場の人々も次々に暗黒粒子に。これしょっぱななる人は心の闇が深めなんだろうか。
キューブの中から現れたのは変貌した藍神くんだったもの。

この出てくるときの声「あるえ…?」に聞こえて緊迫状態なのに和むのなんとかしてほしい

そして瞬時に藍神くんだとわかる遊戯さんの超理解力はんぱない。


セラたちがやってくる

「兄さん!兄さん…一体なにが!」


交わされる兄妹の会話。藍神くんと同化した闇の存在たるもの。
この闇はゾークかもしれないし、ゾークに相当する闇の化身かもしれない。
ゾークも闇の中から生まれた「個」だと思っているのでそういう表現になってしまう。

「セラか…見ろ、この醜く美しい姿を!」
「我らプラナの目的は高次の世界。だがその代償がこれだ」
「今こそ扉は開く!この次元を、暗黒の世界へ」

ここでセラの超速理解。

「まさか…あのキューブは次元領域への扉…!8つめの千年アイテム!」←????????

20周年記念にアイテムが増えた。

セラ曰く、
「シン様はキューブの力を発動するためにファラオの魂を冥界へ送らなければいけなかった。この世界を捨て、新たな理想郷へ次元シフトするために。あのキューブは、選ばれた民だけが理想郷へ通ずる扉だった」

「そう。だがそこに憎しみという美しき不純物が交われば?」
「兄さん…」

低次元用にもう少しわかりやすく頼むよセラ…!!!


そう言い残し、セラとプラナたちは暗黒粒子にのまれて消えてしまう。
もともと粒子化しやすかったりするのだろうか。
プラナたちはそもそも共有意識でつながっているから
暗黒粒子の浸食も早かったのかもしれない。


動揺する遊戯さんを、静かにことの顛末を見ていた海馬くんが呼ぶ。

「…遊戯、まだ戦う気力は残っているか」

「海馬君!!」

遊戯さんの心底うれしそうな顔に号泣。


「藍神、貴様とのデュエル、ここで決着をつけさせてもらう!」
「仲間を守るため、僕は君と戦う!」

ここで、世紀のタッグデュエルがはじまります!!!!!!!!

もう、こんなん、涙なくして見れない。


展開が熱すぎて本当に遊戯王のある次元に生まれたことに感謝しかない。
海馬くんはこれまで誰かの手を借りて戦うなんてことするような人じゃなかった。
全部自分の力で壊してきた、乗り越えてきた。
ましてや相手は遊戯さんで。たった今力の限りをぶつけた相手で。

否、だからこそ。

闘った自分が一番よくわかる。この男の力を。信念を。
迷うことはない。だけど一度確かめた。
その言葉の中に、狂気の影はない。


「デュエル!!!!!」


「さあ、暗黒次元デュエルの始まりだ!」


クリムゾンノヴァが降臨。不気味な見た目にふさわしい効果。
ターンエンド時に互いのライフを3000削る。
自らも痛みを伴いながら狂気の笑みを称える藍神くんだったもの。
次元キューブの怪物。


二人は気付く。自分の体も暗黒粒子に侵されていること。
もはやおなじみ闇のゲーム!
遊戯さん体消えるの二回目とかじゃないかな

齢18で二回体が消えかける体験をする主人公。

その隣は2回心砕かれた(物理)ライバルです。


海馬くんのターン!
速攻でモンスターを粉砕してやると呼び出したのはパンデミックドラゴン。
その名の通りモンスターにウイルスを感染させることで攻撃力をさげ、
己がライフで粉砕しようとする。
けれどもクリノヴァのモンスター効果でこれが無効。
その後遊戯さんのターン、

ここで…ガジェットモンスターだよ…ほんと泣くからもう…

ガジェットモンスターではないけど、マグネットウォリアー。
ガジェットたちのように仲間をそろえて強くなるモンスターたちを、
アテムは海馬くんとのタッグで使ったことがあります。

もちろんあの時とは種類が違うけど、これを海馬くんどう思ったろうか…

シルバーガジェットを召還!(はああああああああああああああ)気合
その効果でゴールドガジェットも召還!(んんんんんんんんんんんんんん)

正直観劇4回目くらいでは泣いてた心が笑顔になった


風間くんがんばったなあ!
カードを伏せてターンエンドした遊戯さん。

「攻撃してこないなら貴様からだ!」

クリノヴァでシルバーガジェットを攻撃。瞬間トラップ、メタルホールド!
シルバー・ゴールド両ガジェットを組み込み攻撃力を上げる!
一体ではさして強くはない力も、仲間がいれば強固な力になる。
アテムと遊戯さんの信念そのものを表現してる感じがする
モンスターでとても好きなシーン。

クリノヴァは攻撃をやめざるを得ない。けれどそこでトラップ発動。
一気にもう二体のクリムゾンノヴァがフィールドへ。
パンデミックドラゴンが粉砕され、
その余波をうけメタルホールドは攻撃力をさげてしまう

「仲間の首をしめることになったなあ!」

しめちゃうんだな~~~~!!!!!!

海馬くんのこういうところがほんと、好きです!!!!!!!

デッキが自分へのデメリットも積んでる感じ。むき身の刀懐にいれてるような。
自分ひとりならばそれも問題ない。全ては自己完結する。
けれども誰かがそばにいればそこも視野にしれなければいけない。
とても難しいことだ。もしかすると海馬くんにとっては
宇宙エレベーターを作るより難問だったかもしれない。

二人に壁になるモンスターはいない。
ここでライフを削られれば絶対絶命だ。
ダイレクトアタックをしかけるクリムゾンノヴァたち。

遊戯さんによるトラップ「光の護封霊剣!!!!」
ライフを2000払い、ダイレクトアタックを無効にする!!!!!

通常発動コストは1000でいいカードです。
でも海馬くんの分も、遊戯さんはライフでうけた。

泣こう。


「遊戯」
「大丈夫!」


たった今俺のせいで自モンスターの攻撃力を下げられ粉砕されたのに、
なぜその原因たる自分までも守ったのかと。
少しの戸惑いはあったかもしれない。けれどそこへ追及はしない。
「何故」と。
わかっているからだ。遊戯さんはこういう人だと。
理解不可能なことはない。

一度この思いは味わっている。アテム。
彼もかつて、言ったことがあった。あの時海馬君にはわからなかった。
結束などというまやかしにすがることを愚かとすら思った。
けどこれはどうだ。その愚かさで、俺は今立っていると。

ダイレクトアタックを果たせなかった闇藍神くんは
究極の方界モンスターを呼び出す。

クリムゾンノヴァトリニティ!!

「邪神の攻めには生贄をともなう…それは…貴様らのライフだあ!!」

お前のじゃないのかよ!!!!!!

さすが邪神デメリットが!って思ったのに!!!
こっちにデメリット!!!!!!!でも邪神ぽい!!!!!!!!!
遊戯さんのライフは風前の灯。ノヴァトリで攻撃される!

「トラップモンスター…クリスタルアバター!」
「貴様の相手はこの俺だあ!!!!」


遊戯さんへの攻撃を自身でうけ、海馬君のライフは尽きる

誰がこんなことがあると想像できただろうかと。


かつてアテムとのタッグデュエルで、

「タッグデュエルの肝はパートナーとなる人間をいかに利用するか」にかかっている…それを貴様は結束の力だのと勘違いをしているめでたい奴だと一蹴したことがあるあの海馬くんが。俺のブルーアイズに助けてもらおうなどとは思わないことだな!って言ってた海馬くんが。


自らの責だと負い目があるからとか、借りは作らないとか、
そういうことも多少はある。でも多分

どちらかが生き残るなら遊戯さんでなければならないと知っていたから。


打ち砕かれ、もうあきらめろとと言われ、それでもわずかでも可能性があった。
だから、ここでお前を散らすわけにはないかなかった。


「海馬君!!!!!!」

駆け寄る遊戯さん

「海馬君、海馬君なぜ…!!!!!!」
「…遊戯、これを…」

千年パズルは闘いの前に海馬くんが拾っていた。
もうそれは遊戯さんの所有物ではないから、
遊戯さんは身を挺してそれを手にしようとはしなかったのかな…
触れるのは自分の中でタブーだったかもしれない。
一人で戦わなければ。アテムはもういないのだから。
自らパズルに手を伸ばすわけにはいかなかったのかもしれない。

ここ、意図的に鎖の音だけをすごく響かせているのがまた…


パズルを受け取った瞬間崩れ落ちる海馬くん。脇腹のあたりはもう形がなかった。

「海馬くん!!」
「……やつだ」

はっとする遊戯さん

「やつを呼べ…遊戯、…やつを」


自ら暗黒粒子に身を食われている中で、少しもゆるがないまなざし。
そうして海馬くんは消えてしまう。


「海馬くんーーーーーー!!!!!!!!」


次はお前だと藍神くんは笑う。
海馬くんの残したパズルを、首にかける。
一年前のあの日まで、ずっとそこにあった場所。
心に一番近い場所。ぼくの大事なもの。もう一人のぼく。
ーーーもう、いない人

だから僕が、みんなを守らなきゃいけない!!
トリニティの効果をクリアクリボーで受ける。墓地へ行く。
無駄なあがきを!
そうしてダイレクトアタックを受ける遊戯さん。
残りライフは200。もう気力すら限界のまま、
それでも、立ち上がる。

「…僕は、負けない…」
「ドロー…」


カードが引けない。もうその力も残っていない。
目から生気が消える。全てが闇になる。

ごめん、みんな…